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トレンド系チャート分析

トレンド系のチャート分析はローソク足や移動平均線を活用したタイプのチャート分析の手法です。一般的には、複数のローソク足を利用したものや株価の移動平均線が主流とされています。トレンド系チャートはどちらかというと中長期の分析や短期間で大幅に株価が変動している際に優れているとされています。

トレンド系チャートの種類と特徴

トレンド系のチャートは、いわゆる相場の絶対値(株価)の平均値や標準偏差などを元に相場の具体的な水準を分析するタイプのチャート分析です。特に移動平均線分析などは広く知られている分析法と言えるでしょう。

移動平均線

移動平均線(いどうへいきんせん)はトレンド系の株価チャートの中でも最も一般的なチャート分析手法の一つです。現在の株価水準を含めた過去一定期間の株価の平均値を株価チャート上にポイントすることで作成することができるチャートです。一般的には株価の抵抗線や支持線となる他、長期と短期の移動平均線の組み合わせなどの分析に用いられます。

酒田五法

酒田五法(さかたごほう)とは、ローソク足を使ったトレンド系株価分析の手法です。五法という名前の通り5種類の分析方法が提示されています。三山(三尊)、三川、三空、三兵、三法にそれぞれが分類されます。なお、酒田五法は酒田藩の豪農で米の先物取引で手腕を振るった本間宗久が考案した相場分析の方法を基にした罫線(ローソク足)の分析法となります。

一目均衡表

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)とは、非常に有名なトレンド系チャートの一つです。一目山人という、現在東京新聞の兜町担当記者、細田悟一により考案されたチャートとされています。一目均衡表は基準線、転換線、先行スパン1、先行スパン2、遅行スパンの合計5つで構成されています。時間を重視しており、相場は売買の均衡が崩れたときに動くと言う理論からできています。

エリオット波動理論

エリオット波動理論(えりおっとはどうりろん)とは、市場は5つの上昇波動と3つの下降波動によるパターンを連続させており、この波動の上下により相場のサイクルが作られると言うトレンド系チャートの一つです。エリオット波動理論においては、フィボナッチ数列(黄金比)という考え方が用いられており天井や底の間の時間がそれぞれの波動においてフィボナッチ数列の数値となるとされています。

HLバンド

HLバンド(えいちえるばんど)とは、トレンド系のチャート分析手法の一つで、過去一定期間の高値(H)と安値(L)を更新した場合に売買のシグナルが点灯するという比較的単純なテクニカル分析手法です。一般的には過去20日間の高値を上にブレイクすることで買い、逆に過去20日間の安値を下にブレイクすることで売りと判断します。

パラボリック

パラボリックとは、相場のチャート分析の一つでトレンド系分析に分類されます。相場の反転を認識した際に現れるSARとよばれるシグナルが売買のシグナルとなるチャートです。SAR(ストップアンドリバース)・AF(加速因子)・EP(極大値)と呼ばれる三つの変数により構成されたチャート式となります。AF値を上下させることで、確実性と時間性が変化します。

MACD

MACD(マックディー)とは、簡単に説明すると移動平均線分析をより発展させたテクニカル分析の手法の一つです。MACDにおいては指数平滑移動平均線(EMA)を使い、過去の株価よりもより直近の株価をより重視したようにした移動平均線です。移動平均線よりもトレンドの方向性を探るのに優れているとされます。

価格帯別出来高

価格帯別出来高とは、ある銘柄においてその銘柄が過去一定期間においてどの株価水準で売買されているのかを表示するチャートで、トレンド系のチャートに分類されます。過去の価格帯別の出来高を観ることにより、相場の抵抗線や支持線などを視覚的に見ることができます。

信用残(信用取引残高)

信用残とは、正式には「信用取引残高」と言われその名前の通り信用取引の残高を示すチャートとなります。分類としてはトレンド系のチャートに属します。信用残は信用取引である以上は将来の反対売買の対象となり、買い残は後日の売り圧力に、売り残は後日の買い圧力となります。これらをチャートとしてみることで、具体的な投資家の判断などを分析することができます。

逆ウォッチ曲線

逆ウォッチ曲線とは、非時系列のトレンド系のチャートになります。株価と出来高の関係を折れ線グラフとしたもので、横軸を出来高、縦軸を株価としてグラフ化すると、その関係性が時計と逆の方向に回ることから、逆ウォッチ曲線と呼ばれます。

移動平均乖離率

移動平均乖離率とは、その名前の通り、株価が移動平均線からどの程度の割合乖離して(離れて)いるかを調べれるものです。移動平均乖離率は株価上がり過ぎれば下がり、下がりすぎれば上がるという経験則から、株価が移動平均線から大きく離れたら「買い」または「売り」のチャンスを探すものです。

ポイント&フィギュア

ポイント&フィギュアとは、時間の経過を考慮しない非時系列テクニカル分析の一つです。ポイント&フィギュアでは、注目するのが株価の変化のみで、トレンド(相場方向)を分析するトレンド系のチャート分析法の一つです。

 

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