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移動平均線 / トレンド系チャート分析

移動平均線(いどうへいきんせん)はトレンド系の株価チャートの中でも最も一般的なチャート分析手法の一つです。現在の株価水準を含めた過去一定期間の株価の平均値を株価チャート上にポイントすることで作成することができるチャートです。一般的には株価の抵抗線支持線となる他、長期と短期の移動平均線の組み合わせなどの分析に用いられます。

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移動平均線の計算式と作成方法

計算式と作成方法
移動平均線=平均期間の株価(終値)合計÷平均期間
これを一日ごとに1日ずつずらしていきそれぞれの点を結ぶことでチャートが完成します。

移動平均線のチャートにおいては、日足(一日ごとのローソク足:ひあし)の場合は5日、25日、75日という期間で作成されるのが一般的です。なお、この場合5日を短期、25日を中期、75日を長期の移動平均線と呼びます。それぞれ1週間、1ヶ月、3ヶ月程度の期間の平均ということになります。

また、週足(1週間の値動きをローソク足にしたもの:しゅうあし)の場合は13週、26週、57週が一般的に利用されます。それぞれ3ヶ月、6ヶ月、1年程度の期間の平均ということになります。

移動平均線はそれぞれの期間における終値の平均値となります。つまり、移動平均線の計算期間が短期であればあるほど、現在の株価の値動きに相当な影響を受けることになります。対して、平均期間を長くすればそれだけ現在の株価変動が与える影響度が小さくなりますので、平均線の動きは緩やかとなります。

 

移動平均線の分析方法

移動平均線を活用する方法として、現在移動平均線が右肩上がりであれば「上昇トレンド」逆に右肩下がりであれば「下降トレンド」にあるというトレンドを一目でみることができます。

また、株価の方向性(トレンド)以外にも、移動平均線は株価の支持線抵抗線)としても利用されます。例えば株価が上昇傾向にあり移動平均線を上回って上昇していたとき、その後利益確定の売りに押されて株価が下がったとき、この移動平均線の株価あたりが支持線となります。逆に、下落傾向にあり、値ごろ感から買いが入った場合は移動平均線の株価あたりが抵抗線となり、株価の上昇が鈍ることがあります。
これは、移動平均線という性質が当該期間の間に売買した人の平均売買価格であるということから、上昇相場時は移動平均線の株価で値ごろ感が生じ、逆に下落相場時は同株価で買われすぎとなるからです。

 

ゴールデンクロス・デッドクロス

ゴールデンクロスやデッドクロスはテクニカル分析の売買シグナルの中でも非常に有名なシグナルです。具体的には移動平均線の短期を中期の線を下から上に突き上げる時点を「ゴールデンクロス」、逆に短期が中期の線を上から下に突き抜ける時点を「デッドクロス」と呼びます。
ゴールデンクロスは「買いのシグナル」、デッドクロスは「売りのシグナル」と呼ばれています。

上記の図でいえば黒い丸で示したところではデッドクロスが現れており、実際に株価は下落しています。一方の青い丸の地点ではゴールデンクロスが表れており、その後株価は上昇しています。

 

移動平均線のダマシ

ゴールデンクロスやデッドクロスは100%信頼できるものではありません。「ダマシ」といって発生したにも関わらず動かない(あるいは逆方向に動く)ようなケースもあります。
左の図はゴールデンクロスが発生しているのに上がらなかったケースです。

特に、移動平均線は、期間が短い場合直近の株価に大きく影響を受けるため、株価変動が急激であった場合、これまでの相場との連続性が崩れてしまいダマシが多くなります。
>>チャート分析とダマシ

 

移動平均かい離率

移動平均かい離率とは、現在の移動平均価格と現在の株価との間のかい離(差)の大きさを示すものです。チャートとして示すものではなく、数値として示します。

一般的には、25日移動平均線とのかい離率が重要視されることが多く、10%以上プラスで買われ過ぎ、10%以上マイナスで売られ過ぎといわれています。ただし、大きなニュースなどによって大きく動いたケースなどでは参考にならないケースもあります。

ちなみにかい離率については、チャートとして表示する場合、移動平均線とは別に表示するのが一般的です。
移動平均かい離率についての詳細は「移動平均かい離率」をご覧ください。

 

移動平均線活用のポイント

移動平均線は非常にメジャーなテクニカル分析手法です。最も知られているチャート分析の一つと言えるでしょう。それゆえなのですが、移動平均線は多くの投資家が実際に使用しており、多くの投資家が移動平均線を使った投資戦略をとることになります。

そのため、移動平均線は単純なチャート分析の手段ではありますが、多くの人が使う=移動平均線のシグナルには比較的素直に反応するということになり、これがかえって移動平均線の信頼性を高めていると言えます。

ぜひ基本をマスターしたいチャートの一種です。

 

次はこの移動平均線にちょっと手を加えたトレンド系チャートで「MACD(マックディー)」というものを紹介します。MACDは基本移動平均線なのですが、直近の動きをより重視した内容となっているトレンド系チャートです。

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