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企業が不祥事や業績悪化等による公的支援を受ける際などによくつかわれる言葉がこの「株主責任」という言葉です。企業が何かあった時に株主はその責任を負う必要があるのでしょうか?ここでは株主責任とは何かを分かりやすく解説します。
株主責任は株主が出資した金額の範囲内で負う責任 |
株主責任というと、なにか株主が企業の代わりに責任を負わなければならないというように聞こえますが、そうではありません。
株主責任というのは、企業が問題を起こした場合に、減資、既存株主に不利な形で増資などの形で、株主としての権利の喪失や株価の下落といった形で経済的な責任をとるという意味になります。
たとえば、記憶に新しい例では、JAL(日本航空)の100%減資があります。
これは、日本航空という会社が自力での再建が不可能ということで、お金を借りている銀行に債権放棄(借金の棒引き)を要求したり国からの公的資金の援助を求めたものです。
このとき、公的な支援の引き換えとして既存株主に対する100%減資という措置が取られました。これは既存の株主の株主としての権利を100%(すべて)喪失させるというもので、株主責任の中では一番重いものです。
このほか、少し昔になりますが、大手スーパーのダイエーが産業再生機構に支援を求めた際には普通株式の99%減資が要求されました。
このような形により、既存株主が投資している資金の減少という形で責任をとることを「株主責任」といいます。
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