株初心者のための株式投資講座株式市場と証券会社の役割>証券会社の役割

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証券会社の役割

私たち個人投資家が株式取引(株式投資)を行うにあたっては証券会社と呼ばれる会社に口座を開設して取引を行う必要があります。ここでは、投資家と証券会社のそれぞれの役割や証券会社が行っている主要業務、金融ビッグバンとの関係など主に背景面を中心に解説します。

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証券会社は投資家と株式市場をつなぐ金融機関

証券会社は、投資家が株式投資を行う上で必ず必要となる金融機関です。
銀行と比較するとあまり身近とは言い難いかもしれませんが、株式投資における売買注文の仲介など、私たちが株式投資・資産運用を行っていく上のパートナーとなります。

 

投資家と株式市場(マーケット)をつなぐ仲介役

株式投資をする場合、投資家はマーケット(証券市場)に直接売買注文を出すことはできません。
かならず、証券取引所の会員である証券会社を経由して注文を証券取引所に出す必要があります。つまり、株式売買を行うために証券会社は必須の存在といえるわけです。

 

IPOや公募株などの募集株式の売り出し

新規に上場した企業の株の販売や、企業が行う公募増資等の募集を証券会社が行います。こうした株を買うためには証券会社から購入する必要があります。こちらは流通市場と発行市場で説明した「発行市場」における株式等の販売がこれにあたります。

 

投資信託や外国株などの販売

このほか、株式以外にも証券会社は様々な金融商品を販売しています。一部の商品は規制緩和によって銀行でも販売されていますが、商品点数などはやはり専門である証券会社の方が豊富であることが多いです。

 

証券会社の4大業務

証券会社の業務は大きく「委託売買業務」「引受業務」「募集・売り出し業務」「自己売買業務」の四つが挙げられます。これらすべての業務を行う証券会社のことを「総合証券会社」と呼びます。
>>証券会社の主要業務

 

金融ビッグバンと証券会社

1997年に行われた大規模な金融制度に関する改革を「金融ビッグバン」と呼びます。このことにより証券会社をめぐる様々な動向が変化することになりました。ここでは金融ビッグバンにより生まれた証券会社の新しいサービスなどをわかりやすく解説します。
>>金融ビッグバンと証券会社
手数料自由化
証券総合口座
ラップ口座

なお、具体的な証券会社への口座開設の方法・流れなどについては「証券会社に口座開設」をご覧ください。