株初心者のための株式投資講座株式市場と証券会社の役割証券会社の役割金融ビッグバンと証券会社>証券総合口座

※本記事中にはプロモーションが含まれます

証券総合口座

証券総合口座(しょうけんそうごうこうざ)とは、1997年に解禁された口座で、現在証券会社に口座を開設する場合は、この証券総合口座のことを指す場合がほとんどです。口座を開設すると、投資信託の一種であるMRFの買い付けが自動に行われ、証券取引における代金の受け払いなどがより簡単になりました。銀行の総合口座的なサービスと同じです。

スポンサーリンク

証券総合口座のしくみ

証券総合口座とは、証券取引における売買代金の受け渡しなどを一つの口座で行うことができるという口座です。金融ビッグバン以前は、株式取引における代金はその都度証券会社に送金するなどする必要があり、また売却した場合の売却代金も証券会社から振り込まれるというものでした。

証券総合口座では、現金の換わりにMRFという非常に換金性が高く、元本割れのリスクもほとんどない投資信託を用いることができるようになっており、投資家は証券総合口座に預けているMRFの残高を元に株式を購入できます。また、株式を売却した売却代金についてもMRFとして証券会社の口座に残りますので、株式売買が簡単に行えるようになりました。