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カテゴリ: ビジネス、経済とお金 | 企業と経営 | 会計、経理、財務
簿記3級を受験しようと勉強中ですが、貸借対照表と …
2009年03月16日
Q.質問
簿記3級を受験しようと勉強中ですが、貸借対照表と損益計算書の違いが解りません…テキストで勘定科目の仕訳をしていき、資産、負債、収益、費用等々の科目の仕訳については理解出来るのですが、貸借対照表・損益計算書どちらを仕訳しているのかが解りません…この質問自体が間違いでしょうか?ある知恵袋の回答に「確定申告で『貸借対照表と損益計算書を提出しなくてはいけない』」とあったので、別々に記帳しないといけない→実際の簿記の記帳は2冊に分けると解釈したのですが、間違いでしょうか?分かり難い質問ですみませんが教えて下さい。
2009年03月23日
A.回答
言葉や概念で理解すると、簿記はわかりづらくなります。自分の場合にあてはめるとか、イメージでわかるように工夫してみましょう。かんたんに話します。例えば、あなたが鉛筆を仕入れて販売する「鉛筆屋」さんとします。商売をはじめるには、鉛筆を仕入たり、電話や机など、必要なものをそろえないといけませんね?この元手が「資本」です。商売をはじめるのに、現金10万円を用意したとします。この時点で簿記が始まります。(貸)現金 10万円 が増えて (借)資本金 10万円 が増えます。でも、現金だけでは商売ははじめられません。机、電話、文房具など必要なものをそろえます。これらは「モノ」の元手です。さらに、現金10万円では足りないので、10万円の借金をします。現金が増えて、借入金が増えます。これを全部合計すると、「鉛筆屋」さんの「現時点の財産」がどれだけかがわかります。これが、そのお店の財政状態を知る「貸借対照表」(バランスシート)です。全財産がどれだけあるのかが「資産」です。その「資産」の内訳は、「借金」と「資本(じぶんでもってきた元手)」にわけられます。これが貸借対照表の右側に示されます「負債」と「純資産(資本)」ですね。これを毎日作成してたら大変です。ですから、1年に1回、決算日に、「現時点の財産」を把握するのです。これに対して「損益計算書」はどうでしょう。財産は、じぶんの元手や借入金で準備した。さて、お店ですから、ここから実際の商売がはじまります。鉛筆を仕入れ、それを販売して利益を得ます。あなたのお店の利益があなたのお小遣いとなるとすると、あなたのお小遣いがどれくらい増えたのか知りたくなりますね? 鉛筆を1本100円で、100本仕入れました。1本150円で売り、20本売れました。 売上は、150円×20本=3000円です! けれど、経費がかかっています。電話代、伝票代、インク代、などなど。鉛筆20本を売るのに、これらの経費が300円かかっていたとします。 そうすると、3000円の売上金のうち、仕入(100円×20本=2000円)、その他経費300円、ですから、純粋なお小遣い(純利益)は700円になります。 そして、1年間で、どれだけ売上(収益)があったのか、経費(費用)と純利益はいくらか、を算出するのが「損益計算書」です。これも毎日計算するのは大変なので、1年に1度、決算のときに作成することになります。 これをみると、経営成績(どれだけもうかったか)がわかるのです。 損益計算書は、どれだけの売上(収益)があったかを見ることができます。商品の売上金のほか、株式を売却したときにでる利益や、預金の利息など、1年間の「収益」全体をだします。損益計算書の右側に「収益」として記入されます。 その収益の内訳が、経費や損失(費用)とあなたの儲け(純利益)となり、これが損益計算書の左側(借方)につきます。帳簿をつけるときは、「資産」「負債」「純資産」「費用」「収益」は、貸借対照表・損益計算書の別なく、一緒につけます。なので、「どちらを仕訳しているか」はこの時点(期中)では明白になりません。明白にならないから、決算で明白にするのです。なぜ明白にならないかというと、帳簿につける勘定科目は、その時点での「とりあえずの処理」であるからです。たとえば、鉛筆を現金1万円で仕入れたとします。仕訳は、借)仕入1万円 貸)現金1万円 となりますね。けれど、実際は、仕入れ(費用)たときは、鉛筆(資産)が増えたことにもなるわけです。鉛筆が売れずに残れば「資産」になりますし、売れてしまえば鉛筆はなくなり、鉛筆にかかった費用が、はじめて「費用」と確定します。ですから、仕入れた時点で「費用」と処理しても、売れ残って「資産」に転じることがあるのです。仕入れたときに「仕入(費用)」と処理するのは、「とりあえず」そう処理するにすぎません。(ですから、勘定科目の借方に入るのが「資産」または「費用」のどちらかになるのです)どこで売れたか、売れ残ったかを判断するのか、それが「決算日」となります。ですから、仕訳をしている時点では、貸借対照表に入るものか、損益計算書に入るものかは考えなくて良いのです。決算日に、決算時点での正しい仕訳にやり直します。その処理がおわって初めて、勘定科目の「資産」「負債」「資本」を貸借対照表へ計上し、「費用」「収益」を損益計算書へ計上します。ですから、別々に記帳するわけではありませんので、ご心配なく。決算整理仕訳、精算表の作成まで勉強が進めば、意味がわかるようになると思います。精算表が完成してから、貸借対照表と損益計算書をだしますから。期中取引においては、考えなくて大丈夫です。 と、質問の答えになっているでしょうか??
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