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オプション取引の事例
ここでは、具体的なオプション取引について「買い手」と「売り手」、「コール」「プット」といった取引のしくみをより具体的に理解していただくため、オプション取引の事例を交えながら、オプション取引について解説していきます。
オプション取引を分類する
オプション取引では売り手と買い手、そしてオプションの内容が買い建て(コール)なのか売り建て(プット)なのかで2つの主体と2つの決済により合計4つの方法があります。また、オプションの買いと売りを組み合わせたり、コール・プットを組み合わせることでより高度な戦略を組み立てることができます。混乱するので、一旦分類しましょう。日経平均のオプション取引で分類してきます。
・オプションの買い手(オプション料を売り手に支払う。買った権利は放棄することもできる)
|-日経平均オプションを10,000円で買い(コールオプションの買い)
|-日系平均オプションを10,000円で売り(プットオプションの買い)
・オプションの売り手(オプション料を買い手から貰う。売った権利は行使された場合必ず応じる)
|-日経平均オプションを10,000円で買い(コールオプションの売り)
|-日系平均オプションを10,000円で売り(プットオプションの売り)
まず、オプションの買い手は、日経平均を1万円で買う(または売る)権利を購入します。この場合オプションの売り手に対してオプション料という手数料を支払います。その後、日経平均が12000円になったとします。すると、オプションの買い手は権利を行使することで12000-10000=2000円の差額をもらうことができます。逆に、売る権利を購入した投資家は権利を放棄することができますので、支払いをする必要はありません。
次に、オプションの売り手は、日経平均を1万円で売る(または買い取る)権利を販売します。権利を売った代金としてオプションの売り手は買い手からオプション料という収入をえることができます。その後、日経平均が12000円になったとします。日経平均を10,000円で買う権利を買った人からは当然、10,000円で売ってくれという請求がありますので、それに応じる必要があります。逆に日経平均を10,000円で売る権利を買った人は権利を放棄しますので、オプション料をもらうのみで差額をもらうことはできません。
コールオプションとプットオプション
コールとは、要するに買いという意味で、プットとは売りという意味があります。ここでいう買いと売りはオプションの買いやオプションの売りといったことではなく、投資対象に対しての買いか売りかという意味になります。例えば、日経平均オプションのコールという場合は、「日経平均を買う」という意味になり、日経平均オプションのプットという場合は「日経平均を売る」という意味になります。そして、それぞれのコールとプットに対して買い手と売り手がいるという形になります。
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