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債券の種類と特徴

債券と一口に言っても実に様々な種類の債券があります。ここでは、主だった債券についてのその特徴や具体的な仕組み、それぞれのリスクとリターンなどについてをそれぞれをわかりやすく分類、比較していきます。

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公債・国債

公社債とは、債券の発行元が国や地方自治体などとなっている債券のことを指します。なお、国が発行する債券を「国債」、地方自治体などの公共団体が発行する債券のことを「公債」と呼びます。

個人向け国債

個人向け国債とは、国が発行している国債の一種で、個人に限定して発行している国債のこと。債券としては珍しい仕組みを多数取り入れており、債券投資の中でも極めて低いリスクで投資できる債券の一つです。

社債

主に法人組織(会社組織)が発行する債券を指します。信用格付けの高い大手企業の発行する社債から信用格付けの低いリスキーな債券まで様々な種類があります。

割引債

割引債(わりびきさい)とは、利息が発生しない代わりに最初から債券の価格が割り引かれて発行されるタイプの債券です。例えば、100円の債券が98円で発行された場合、投資家は満期に100円を受け取ることができます。

外債(外国債)

外債(外国債)とは、その名前の通り外国通貨建てで発行される債券のことを指します。外国通貨による債券は利払いや元本の償還も外貨建てで行われるので、通常の債券のリスクに加えて為替リスクが伴います。

ソブリン債

ソブリン債とは、外国の政府機関や公共団体などが発行する債券の総称です。一般的にはその中でも比較的信用格付けの高い先進国の債券のことを指す場合がほとんどです。

ユーロ債

ユーロ債とは、国内外企業が自国以外の発行市場で発行した債券のことを指します。EUの通貨単位のユーロとは異なります。円建て債券をユーロ円債、ドル建て債券をユーロドル債などと呼びます。

転換社債

転換社債(てんかんしゃさい)とは、転換社債型新株予約権付社債、CB(Changable Bond)などとも呼ばれる債券の一種です。債券と株式の融合的な商品で、事前に定められた一定の価格で株式と交換することができる条項がセットされている債券です。

仕組債

仕組債(しくみさい)とは、債券に様々な仕組みを取り入れた債券の事を指します。金利デリバティブ、為替デリバティブ、エクイティデリバティブなどオプション取引を活用した債券が多く、近年では数多くの種類の仕組債が開発され販売されています。ただし、かなりハイリスクな仕組債も多く投資する際はリスクについてしっかりと認識しておく必要があります。

 

債券投資におすすめの証券会社

債券や国債への投資を始めるにあたっておすすめの証券会社を紹介します。

SBI証券

人気の債券「SBI債」という債券を不定期に販売しています。非常に投資家からの人気は高く、販売開始からすぐに完売となってします商品です。また、国債投資などに関するキャンペーンも頻繁に行っており、債券投資を積極的に行いたい投資家におすすめの証券会社となっています。
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楽天証券

おもに外国債券(外債)の品ぞろえが豊富です。外貨MMFとの連動もできるので、高利回りの外債投資を考えている方にとって楽天証券はかなりおすすめの証券会社となっています。
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マネックス証券

SBI証券と同じように個人向けの社債である「マネックス債」という債券を不定期に販売しています。こちらも人気で販売後はすぐに完売となるので、事前に口座をつくっておくことをお勧めします。外債なども幅広く扱っています。
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債券投資のお勧めサイト
債券投資ガイド
債券投資ガイドでは、まだ個人投資家に普及しているとはいえない「債券」に対する投資について、債券投資がどのようなメリットがある投資の一つであり、具体的にどんなリスクがあるのかなど債券への投資の基本について分かりやすく解説していきます。
>>債券の種類
>>マネックス債とSBI債を徹底比較 (マネックス債) (SBI債