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金利敏感株とは
金利敏感株(きんりびんかんかぶ)とは、金利変動が業績にとって大きな影響をあたえる企業のことを指します。一般的には金利低下が業績にプラスの影響を与える業種を指し、有利子負債が多い業種や企業が対象となります。
金利敏感株はどんな会社?
金利敏感株は金利変動が業績に対して大きく影響を与える企業や業種のことを指します。
「金利と株式市場 金利変動が株価に与える影響」でも金利と株価についての説明をしましたが、その中でも「金利敏感株」と呼ばれる銘柄は特に影響が大きいとされています。
- 電力
- 石油製品
- 民間鉄道
- 金融
- 航空機
- REIT、不動産
- その他有利子負債比率、有利子負債依存度の大きい業種
有利子負債が大きい会社はその時々の金利に応じて借りている借金の利息負担が大きくなります。仮に1000億円の負債がある会社の場合、金利が1%ちがうだけで10億円もの業績が振れることになります。
金利敏感株となるのは上記で示すような負債が大きくなりやすい企業。または、金利が下がることで恩恵を受けられる会社や業種を指します。
たとえば、大規模な投資などが必要な業種はそれだけ借金をしなければいけない金額が増えます。銀行などは資金調達コストは金利の影響を受けるため、金利が下がることで利益を取りやすくなります。
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