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株式投資と格付け
格付け機関(格付け会社)という会社が世界には存在しています。これらの格付け機関では企業や団体などの健全性をA〜Dまでのアルファベットで表記して評価しています。ここでは、格付け会社の信用格付けと株価への影響について考察していきます。
格付けのしくみとは
格付けとは、「格付け機関(格付け会社)」が実施する企業や団体の安全性を示すための記号です。代表的な格付け機関としては「ムーディーズ」「スタンダード&プアーズ」が有名です。日本にも「格付投資情報センター(R&I)」や「日本格付研究所(JCR)」などが格付け機関として存在しています。なお、こうした格付けのことを「信用格付け」とも呼びます。
格付け機関は主にA〜Dまでのアルファベットを用いてその会社の安全性を評価しています。いかに代表的な格付け会社である「ムーディーズ」と「スタンダード&プアーズ」の格付けを見ていきます。
ムーディーズ |
S&P |
安全性の評価 |
Aaa |
AAA |
最上位の格付け。債務履行の確実性が最も高い。 |
Aa |
AA |
債務履行の確実性は極めて高い。 |
A |
A |
債務履行の確実性は高い。 |
Baa |
BBB |
現段階で債務履行の確実性は高いが、将来まで確実とはいえない。 |
Ba |
BB |
債務履行は当面問題ないが、将来的に確実とはいえない。 |
これより上位は「投資適格」とされこれより下は「投資不適格」とされる。 |
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B |
B |
債務履行の確実性に問題があり、将来債務不履行(デフォルト)となる可能性がある。 |
Caa |
CCC |
現時点で不安定な要素があり、将来的に債務不履行となる可能性がある。 |
Ca |
CC |
債務不履行となる可能性が高い。 |
C |
C |
債務不履行となる可能性が極めて高い。 |
D |
D |
現時点で債務不履行をおこしている。 |
備考:それぞれには(+)(-)の符号がつくことがあります。+は上位の格付けにより近いとされ、-は下位の格付けに近いという意味なります。例えば、A+の格付けはAAに近いけど、まだそこまでではない。という場合に使われます。 |
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信用格付けと株価
上記の解説文を読むことでわかるように、格付け機関による信用格付けはあくまでも、債務不履行がないかどうかを調べるための格付けです。今後の業績がアップするとかそういうことではなく、今後その会社が借りたお金を返せなくなるリスクが低いかどうかを示す指標となります。
当然、株式投資ではなく、債券投資(社債の購入)の場合は信用格付けは非常に重要なものとなりますが、株式投資においては、今後もその会社が存在し続けるか?という程度の参考にしかなりません。また、スタンダード&プアーズやムーディーズなどの大手格付け会社の場合、日本企業については全ての上場企業を対象にしているわけではありません。
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