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ザラ場引け / 株式投資用語集

ザラ場引け(ざらばびけ)とは、株式取引において取引最終時間(15時)に大引けを行うことができなかった場合、ザラ場引け(またはザラバ引け)となる。この場合の引け値は、取引時間中(ザラ場)に付けた最終株価がザラ場引けの値段となる。

大引けの際は、寄り付きの場合と同様に、指値の板状況と引け注文(不成注文など)を集約して板寄せを行い、引け値(大引け値)を決めるが、この際に注文状況などによっては、板寄せができない場合があり、こうした際に大引けとならずザラ場引けとなる。

ザラ場引けが起こる場合は以下のようなケースが考えられる。

1.その銘柄に対して引けの成行注文が無い場合
一般的に、取引高の少ない銘柄などに起こりえます。ただし、自分が売買する場合は成行で注文を出している場合は必ず約定しますので、このようにしておけばザラ場引けとはなりません。

2.引けまたは引け間際などに一方的な売買注文が行われ特別気配となっている場合
頻繁に起こるものではありませんが、引けまたはその前に特別気配(特買い・特売り)となっているとき、そのまま売買が成立しない状態で大引けを迎えてしまうとザラ場引けとなります。