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信用取引

信用取引に関する用語の一覧です。

つなぎ売り

つなぎ売りとは、株価の値下がりに対する保険として行われる空売りのことを指す。事情により保有している現物株式を売却することができないが、当面株価の下落が予想される場合にとられる戦略のことで、保有株式を空売りしておくことにより、仮に将来株価が下落した場合もその損失を信用取引から得られる利益で相殺することができるというもの。
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一般信用取引

一般信用取引(いっぱんしんようとりひき)とは、信用取引の一種で取引における決済期限や品貸料を証券会社と投資家が自由に取り決める信用取引のこと。近年では多くの証券会社が一般信用取引を利用できるようになっており、制度信用取引によりも有利な条件で提供している場合もある。
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二階建て

二階建て(にかいだて)とは、株式の信用取引における用語の一つ。現物株を代用有価証券として信用取引の委託保証金とした上で、信用取引枠においても同じ銘柄の株式を購入することを指す。入りすくな投資法として知られる。
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代用有価証券

代用有価証券(だいようゆうかしょうけん)とは、信用取引において委託保証金として証券会社に差し出す有価証券のことを指す。信用取引においてはその委託保証金は必ずしも現金である必要はなく、有価証券を担保とすることもできる。
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信用取り組み

信用取り組み(しんようとりくみ)とは、信用取引における空買いの残高(買い残)と空売りの残高(売り残)の関係を示す用語のこと。買い残と売り残の状況により今後の相場展開を占う意味で用いられることが多い。
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信用取引

信用取引(しんようとりひき)とは、投資家が証券会社からお金や株券を借りて取引を行う取引方法のこと。普通取引の一種で現物取引と対比的に呼ばれる。投資家は一定の証拠金(委託証拠金・委託保証金)と呼ばれる資金を証券会社に預け、その金額に応じて証券会社からお金や株券を借りて売買する。
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信用残

信用残(しんようざん)とは、信用取引における信用買い、信用売り(空売り)のそれぞれの残高を示したもの。通常は貸借倍率(信用倍率)と共に、週に1回、各信用銘柄ごとに発表される。(ただし、日々公開銘柄に限り毎日公表)。
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制度信用取引

制度信用取引(せいどしんようとりひき)とは、信用取引の一種で取引の条件(決済期間・品貸料)が証券取引所により定められている信用取引のこと。決済期間は6ヶ月以内とされている。証券取引所に上場している銘柄は「信用銘柄」と「貸借銘柄」に分類され、どちらも制度信用取引売買できる。
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反対売買

反対売買(はんたいばいばい)とは、信用取引やオプション取引、先物取引などにおいて、投資家が現在保有しているポジションを解消するために、現在のポジションと逆の注文を行い、取引を手仕舞いすることを指す。
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品受け

品受け(しなうけ)とは、信用取引における空買い(信用買い)の決済手段の一つ。現引きと同義。詳しくは「現引き」の項目を参照。
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品渡し

品渡し(しなわたし)とは、信用取引における空売りの決済方法の一つ。現渡しと同義。詳しくは「現渡し」の項目を参照。現堤とも呼ばれる。
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品貸料

品貸料(しながしりょう)とは、貸借取引により空売りの株数が増加し逆に空買いの株数が小さくなると、信用取引の仕組み上、株式数が少なくなる。この状態が非常に大きくなると証券会社はもちろん、証券金融会社でも対応しきれなくなることがある。この場合、証券金融会社は機関投資家などから株式を借りてその株式を信用取引で空売りをする投資家に対して貸し出す。この際に機関投資家などに支払うレンタル料(金利)のことを指す。逆日歩(ぎゃくひぶ)とも呼ぶ。
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回転日数

回転日数(かいてんにっすう)とは、信用取引において日証金(日本証券金融)が発表するデータの一つ。信用取引を開始した投資家がその建て玉(ポジション)を平均して何日間で解消したのかを示している。例えば、回転日数10日の場合、信用取引を開始後、平均して10日で全ての投資家が一旦ポジションを解消していることになる。
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委託保証金

委託保証金(いたくほしょうきん)とは、投資家が信用取引や先物取引を行ううえで担保として証券会社に対して差し入れる資金のことを指す。なお、委託保証金については、現金以外にも有価証券を用いることも可能となっている(代用有価証券)。
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弁済期限

弁済期限(べんさいきげん)とは、信用取引において証券会社から投資家が借りた資金や株式を返済する期限のことを指す。制度信用取引においては6ヶ月が弁済期限とされており、一般信用取引の場合弁済期間は証券会社が個別に設定している。
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担保掛目

担保掛目(たんぽかけめ)とは、信用取引の委託保証金として現金でなく、有価証券で代用した場合(代用有価証券)、その担保価値が現金と比べた場合よりも低く評価される。この評価の基準のことを担保掛目とする。
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日々公表銘柄

日々公表銘柄(ひびこうひょうめいがら)とは、投資家に対して注意喚起の為に個別の銘柄に対して、毎日信用取引残高を公開する銘柄のことを指す。日々公表銘柄は主に、信用取引の過熱を防止するための措置であるが、規制銘柄とは異なる。
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現引き

現引き(げんびき)とは、信用取引における空買い(信用買い)の決済手段の一つ。信用取引の買い建て玉に対して、同額の現金を証券会社に返済することで、当該株式を現物株式として引き取る方法のことを指す。
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現渡し

現渡し(げんわたし)とは、信用取引における空売り(信用売り)の決済手段の一つ。空売りを行った未決済の玉がある場合、その株式を市場で買い戻し証券会社に返済するのではなく、すでに自分が保有している当該株式を返済することで信用取引を決済するという方法のこと。
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空売り

空売り(からうり)とは、信用取引を用いて、実際にその現物株式を保有していないが、証券会社からその会社の株式を借りて一旦売り、その後同株式を買い戻して証券会社に株式を返却し、その売った金額-買い戻した金額の差益を目的とする取引のことを指す。
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空買い

空買い(からがい)とは、信用取引における株式売買の一つで、証券会社から委託保証金を担保としてお金を借りて、そのお金を元に株式を購入し、売却後そのお金を返し差益を目的とする取引のことを指す。資金が空で株式を購入できることから空買いと呼ばれる。信用買いとも呼ばれる。
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自己融資

自己融資(じこゆうし)とは、信用取引において投資家に対して投資資金や株券を証券会社自身が貸し出すことを指す。自己融資で対応できない場合、証券会社は証券金融会社を使って貸借取引により資金や株券を借りて投資家に貸し出すことになる。
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規制銘柄

規制銘柄(きせいめいがら)とは、証券取引所が特定の銘柄について信用取引の増加や投機的取引の過熱などと判断した場合に行う規制のことを指す。規制銘柄となった株式については、様々な信用取引についての規制が行われる。
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買い方金利

買い方金利(かいかたきんり)とは、信用取引において、空買いをしている投資家が証券会社(証券金融会社)から借りた資金に対する金利のことを指す。年率であらわされ、投資家が反対売買(または現引き)により決済するまで支払い続ける必要がある。
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貸し株料

貸し株料(かしかぶりょう)とは、信用取引において、空売りをしている投資家が証券会社(証券金融会社)から株券を借りている際に支払うレンタル料のこと。年率であらわされ、投資家が反対売買(または現引き)により決済するまで支払い続ける必要がある。
>>貸し株料の詳細

貸借倍率

貸借倍率(たいしゃくばいりつ)とは、信用取引における信用買い(空買い)と信用売り(空売り)のそれぞれの残高の比率の事を指す。信用倍率とも呼ばれる。信用取引の買い残に対する信用取引の売り残であらわされる。例えば、信用買い残が10万株、信用売り残が8万株の場合信用倍率は10万÷8万=1.25となる。
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貸借取引

貸借取引(たいしゃくとりひき)とは、証券会社が信用取引において自己融資を行う際、自社で融資できない資金や株券などを「証券金融会社」から借りる取引を指す。貸借取引があるおかげで信用取引において株券不足や資金不足による融資ができないということがなくなる。
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貸借銘柄

貸借銘柄(たいしゃくめいがら)とは、制度信用取引において、証券会社が証券金融会社より株券を調達(借入)することが可能となっている銘柄のことを指す。一般に、空売りが可能な銘柄のことを貸借銘柄と呼び、証券会社が証券金融会社から株券を調達する取引を「貸借取引」と呼ぶ。
>>貸借銘柄の詳細

追証

追証(おいしょう)とは、信用取り息において委託保証金が株価の変動等の原因により不足した場合、委託保証金の割合を維持するように証券会社が顧客(投資家)に対して求める追加の保証金のことを指す。
>>追証の詳細

逆日歩

逆日歩(ぎゃくひぶ)とは、信用取引において空売りの数量が空買いの数量に対して過剰となった場合、証券会社や証券金融会社がその株券の用意ができなくなった場合に機関投資家から株券を調達する際に必要となるコストである「品貸料」を空売りしている投資家に対して請求する際の請求金額の事を指す。
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