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株式投資用語集

株式投資用語集では、株式投資に関する様々な基本的な用語などをわかりやすく解説していきます。

配当金相当額

配当金相当額とは、証券会社が提供する貸株サービスを利用しているケースで、配当金の権利確定日をまたいだ場合に、証券会社から投資家に支払われる対価のこと。受け取ることができる金額は配当金から配当金に対する源泉徴収相当額を控除した金額になり、実際に受け取れる配当金と同額となる。


CSR投資(社会的責任投資)

CSR投資(社会的責任投資)とは、市場(資本市場)を通じて株主が経営者(企業)に対してCSR(企業の社会的責任)に配慮した経営を求める投資のことを指す。SRI(Socially responsible investment)と呼ばれることもある。


塩漬け

塩漬け(しおづけ)とは、株式投資などで投資した銘柄が下落するなどして含み損を抱えてしまい、売るに売れない状態となってしまうことを指す。含み損は実際に損失が確定しているわけではなく、その後上昇すれば損が解消される可能性もある。


打診買い、打診売り

打診買い、打診売りとは、少額のポジションを取るために買いまたは売り注文を入れることを指す。レンジ相場などにおいてブレイクしそうな場面で買いや売りを入れる。ただし、一気にポジションを取るのはリスクがあるので、それを限定するために少額でまず買ってみる、売ってみるという売買方法。


SOR注文

SOR(Smart Order Routing)注文。複数の市場から最も注文者にとってよい価格を提供している市場を選択して売買注文を出すというもの。SBI証券では、PTS市場での取引も可能となっており、たとえば東証とPTSとで有利な気配がでている市場に注文が出される。


IFD+OCO注文

IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法。A株を購入する注文を出し、A株の売買が成立したら、売り注文を出す。この際、2つの売り注文を出すことができ、片方が成立した場合もう片方はキャンセルされる。購入した株の利益確定注文と損切り注文の両方を出すことができる注文方法。


IOC注文

IOC注文(Immediate or Cancel order)のこと。指定した指値で即時成立する注文のみを約定させて、全部が約定できなかった場合は、余った注文分はキャンセルするという注文方法。瞬間瞬間の価格で売買をしたいデイトレーダーなどにおすすめの注文方法。


連続注文

連続注文は事前に2つ以上の注文を入れておき、最初の一つ目の注文が成立したら次の注文を出すというもの。IFD注文との違いは、同じ銘柄である必要はないという点。連続注文の場合、保有するA株が売却できた場合、B株を購入するという株の売買ができる。リレー注文、連続売買などとも呼ばれる。


IFD注文

IFD注文とは、もしA株を購入する取引が成立したらその購入したA株を売却する注文を出すという注文方法。往復注文、リバース注文、Uターン注文、返済予約注文などとも表記される場合もある。株の売買においては買い注文が成立した際にはその購入した株の売却注文を出すといった使い方ができる。


見せ板

見せ板(みせいた)とは見せ玉(みせぎょく)とも呼ばれ、株式等において約定の意図がない大量の注文を出すことで相場が活発であることや、板が厚いと思わせることを目的とした注文のこと。金融商品取引法違反であり、禁止されている注文である。


OCO注文

OCO注文とは、株式等の売買注文の一つ。二つの注文を同時に出し、片方が成立したら片方ををキャンセルするという注文方法。保有株を利益確定売り、損切り売りの両方の注文を出しておくことができる。証券会社によって名称が異なる(W指値、ツイン指値など)


貸し株料

貸し株料(かしかぶりょう)とは、信用取引において、空売りをしている投資家が証券会社(証券金融会社)から株券を借りている際に支払うレンタル料のこと。年率であらわされ、投資家が反対売買(または現引き)により決済するまで支払い続ける必要がある。


買い方金利

買い方金利(かいかたきんり)とは、信用取引において、空買いをしている投資家が証券会社(証券金融会社)から借りた資金に対する金利のことを指す。年率であらわされ、投資家が反対売買(または現引き)により決済するまで支払い続ける必要がある。


減資

減資(げんし)とは、資本金を減らすこと。資本減少の略称だが、減資という表現の方が広く用いられているため、こちらで表記する。会社法では「資本金の額の減少」と呼ぶ。減資には大きく「実質上の減資」と「計算上の減資」の二種類がある。


民事再生法

民事再生法(みんじさいせいほう)とは、経済的活動の継続が難しい債務者の事業の再生を目的とする法的整理について定めた法律で、民事再生法による事業再生を民事再生と呼ぶ。


会社更生法

会社更生法(かいしゃこうせいほう)とは、経営が行き詰った企業が再建を図るための法的整理を行うための法律。会社が裁判所に適用を申請し認められることで、手続きが開始される。


粉飾決算

粉飾決算(ふんしょくけっさん)とは、企業の会計(決算)において財務諸表(貸借対照表や損益計算書)などの数字や内容を意図的に操作することで、虚偽の決算を行うことを指す。


監査法人

監査法人(かんさほうじん)とは、5名状の公認会計士により構成されている法人組織のこと。企業の決算の内容等について監査することを業務としている。財務諸表についての監査と適正であるという証明を行う。


特定株

特定株(とくていかぶ)とは、ある企業が発行している発行済株式のうち、固定株(上位10位の大株主の保有株)+役員の持ち株+自己株式の合計を指す。浮動株の対義語として用いられ、通常は証券市場で売買されない固定的な株式として扱われる。


固定株

固定株(こていかぶ)とは、その企業の株主のうち、上位10位の株主が保有する株式数のことを言う。特定株に分類され、浮動株のように頻繁に売買されない株とされており浮動株基準株価指数においては、この固定株分が企業の発行済株式総数から除外されて計算されている。


浮動株

浮動株(ふどうかぶ)とは、安定的に保有されている株式ではなく、比較的短期での保有を目的とした株主が保有している株式のことを指す。対義語は固定株(または特定株)。浮動株が多い銘柄の場合、売買が比較的活発であり流動性も高い。


浮動株基準株価指数

浮動株基準株価指数(ふどうかぶきじゅんかぶかしすう)とは、株価指数を計算する際に、対象となる市場に上場している各銘柄の「浮動株」のみを指数の計算対象とする株価指数の計算方法のこと。インデックスファンドの増加に伴い従来の、時価総額加重平均型株価指数における浮動株比率の小さい株の株価急変に対する対策として実施された。


株価平均型株価指数

株価平均型株価指数(かぶかへいきんがたかぶかしすう)とは、株価指数の計算方法の中では最も単純に計算されるもので、対象となる株価の合計を対象企業の数で割ったもの。ダウ平均株価が採用していることから、ダウ式平均株価指数と呼ばれることもある。


時価総額加重平均型株価指数

時価総額加重平均(じかそうがくかじゅうへいきん)とは、時価総額加重平均型株価指数の株価指数をもとめるために利用される平均値の計算方法。組み入れ銘柄の時価総額合計を基準となる時点での時価総額合計で除して求める計算方法となる。多くの株価指数においてはこの時価総額加重平均がとられている。


ショートカバー

ショートカバーとは、ショート(空売り)をしている投資家が決済をするために行う有価証券(株式)の買戻しのことを指す。相場用語として、ショートカバーの買いなどと呼ばれることがある。空売りの買戻しのこと。


立会外取引

立会外取引(たちあいがいとりひき)とは、一般の立会内取引以外の方法で行われる取引を指す。つまり東証(東京証券取引所)などの取引所を介した上で行う取引の中で通常の相場とは別に取引されるもの。一般には大口取引(単一銘柄取引)、バスケット取引、終値取引などが代表的。


バスケット取引

バスケット取引(ばすけっととりひき)とは、多数の銘柄をまとめて、籠に入った一つの商品として売買する取引ことをさす。通常は15銘柄以上かつ売買代金が1億円を越える大口取引のこと。大口投資家や機関投資家、投資信託による銘柄入れ替えなどで用いられることが多い。


牛熊比率

牛熊比率(うしくまひりつ)とは、松井証券の手口情報で利用されている投資指標の一つ。買の出来高を総出来高で割ることで計算することができるもので、比率が50%を超える場合は買い越し(買い長)、50%未満となる場合は売り越し(売り長)を意味する。


手口

手口(てぐち)とは、証券取引所における取引において、どの証券会社がどの銘柄(先物・オプション)をどのくらいの数量売買したのかという売買状況のことを指す。買い注文を「買い手口」、売り注文を「売り手口」と呼ぶ。


整理ポスト

整理ポスト(せいりぽすと)とは、証券取引所に上場している企業が上場廃止基準に抵触し、上場廃止が決定した後、監理ポストから新たに整理ポストへと割当られ、上場廃止が決定し、一定期間後に証券取引所で売買ができなくなることを広く投資家に知らせるための措置。


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