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個人向け国債 / 株式投資用語集

個人向け国債(こじんむけこくさい)とは、国が発行する国債の一種で投資対象を個人に限定して発行している国際のこと。2003年より開始され、現在では10年満期(変動金利)と5年満期(固定金利)の二種類が発行されている。期中解約が可能など個人投資家にとって有利な内容となっているのが特徴。

個人向け国債の最大の利点は、期中解約が可能というところが挙げられる。通常債券は期中での解約はできず、債券市場で債券を売却することで現金化することができるが、市場売却の場合は購入価額を下回ってしまい売却損がでることがある。
しかし、個人向け国債の場合は過去2回分の金利を控除された金額が払い戻されるだけなので期中解約による元本割れは原則としてない。(ただし、1年きっかりで解約した場合は過去2回分の利払い分×20%(源泉徴収分)の解約損が発生する)

10年長期の個人向け国債の場合金利は半年ごとに見直しが行われ、かつ長期金利水準を基準に見直されるので低金利時代の債券投資に向いた商品として非常に人気が高い。証券会社、銀行、郵便局などで販売されている。

参考:はじめての国債投資ガイド(外部サイト)
参考:個人向け国債の商品性・特徴