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株式市場と証券会社の役割

株式投資を始める前に」で株式投資というものがどのような投資なのか?ということはわかっていただけたかと思います。

その上で、株式投資を実際に始めるには「証券会社」という金融機関に口座を作ってそこを経由して投資をすることができます。株式市場と証券会社の役割では、証券会社と株式市場(マーケット)についてそれぞれの役割や口座開設までの流れなどを分かりやすくまとめていきます。

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株式市場(マーケット)と証券会社

株式は株式市場(マーケットとも呼ばれます)において売買されています。原則として投資家は「証券会社」を通じてこの「株式市場」で株式を売買することになります。

株式投資の基本的な流れは下記の図のようになっています。

投資家は証券会社に対して株式の売買注文を出し、それを証券会社が仲介する形で証券取引所へと売買注文を出します。その上で証券取引所内で株式の売買が成立します。

この流れが「原則」となります。


株式市場(マーケット)のしくみ

株式の取引が行われる「株式市場」とは一体どのような市場なのかということをわかりやすく解説していきます。株式の取引がされる場のことを株式市場と言います。株式市場は大きく「発行市場」と「流通市場」に分類されますが、通常個人投資家が売買を行うのは流通市場であり、流通市場は「証券取引所」と呼ばれる場所で取引が行われています。
流通市場と発行市場
証券取引所の役割と種類
株式取引の種類

 

証券会社の役割

私たち個人投資家が株式取引(株式投資)を行うにあたっては証券会社と呼ばれる会社に口座を開設して取引を行う必要があります。ここでは、投資家と証券会社のそれぞれの役割や証券会社が行っている主要業務、金融ビッグバンとの関係など主に背景面を中心に解説します。
証券会社の主要業務
金融ビッグバンと証券会社

 

証券会社に口座開設をする方法と流れ

証券会社に口座開設では、証券会社に口座を開設する際に必要な選択点や、口座開設を行う際に必要となる書類、証券会社を変更する場合の手続きなどをわかりやすく解説していきます。

 

証券会社を変更する手続き(株式の移管)

自分が今使っている証券会社よりも条件やサービスで優れた証券会社がある場合、証券会社を変更することがあります。その際、今自分のポートフォリオとして存在している保有株をどのように扱うのか、株式移管の手続きなどをわかりやすく解説していきます。

 

未成年者と証券会社の口座開設

証券会社への口座開設は、もちろん親権者(保護者)の承諾が必要になりますが未成年者でも可能です。最近では、子供に経済についての勉強の一環として株式投資を経験させるような方も増えているようです。ここでは、未成年者の証券会社への口座開設についての注意やポイントを説明していきます。

 

証券会社が倒産したらどうなる?

よく聞く質問に証券会社が倒産したらどうなるの?といったものを伺います。結論から言うと、投資家の財産と証券会社の財産とは別々に「分別管理」されているので保護されます。また、日本投資者保護基金によって二重に保護される体制が作られており安心です。

 

投資した株式の取り扱い

投資した株式はいったいどのようにして管理されるのでしょうか?現在の株式投資では通常投資した株券が自宅に届くといったことはありません。証券保管振替機構などに株式を預託することにスピーディーな株式取引の実現や簡素化を図っています。ここでは、投資した株券がどのように扱われるのかについてわかりやすく解説します。
購入後の株券の流れ
証券保管振替機構(ほふり)とは
株券の電子化について

 

さて、証券会社や証券取引所の役割や流れについてはご理解いただけたでしょうか?次の項目からはいよいよ、実際の株取引について、そのやり方や注文の出し方などを説明していきます。

が、その前に実際の取引を学ぶ前にぜひ証券会社(できればネット証券)に口座を作っておくことをお勧めします。次章「株式売買の仕組み」で株の売買について説明していく中で、実際の証券会社の取引画面などを見ながらやった方がよいケースも多いからです。

具体的な証券会社の選び方やおすすめ証券会社については「証券会社徹底比較」で紹介しているのでぜひ参考にしてください。

すでに証券会社に口座をお持ちという方は「株式売買の仕組み」にお進みください。