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リクイディティプロバイダー制度 / 株式投資用語集
リクイディティプロバイダー制度とは、ジャスダック証券取引所におけるマーケットメイク方式による株式売買システムに代わった制度のことで、オークション方式による売買手法において銘柄ごとに届出をお行っている証券会社が自己の計算で、売買注文を発注することで市場の流動性を供給する制度のこと。
リクイディティプロバイダー制度の導入によりジャスダック市場におけるマーケットメイク制度は廃止され、ジャスダック市場においてもオークション方式による売買に統一されることになった。なお、一元的にオークション方式ではなく、リクイディティプロバイダー制度とした理由としては、旧MM銘柄(マーケットメイク銘柄)に対する売買量の少なさ(流動性の低さ)を改善するために、証券会社の売買注文があることによる流動性確保が図られている。