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TOB(株式公開買い付け)

TOB(株式公開買い付け:Take Over Bids)とは、名前の通り証券市場に出回っている株式を、いついつまでにいくらで買い取ると公開することにより特定企業の株式を購入することを言います。大きく友好的TOBと敵対的TOBの二つに分けられ、TOB価格にもよりますが基本的には対象となった企業の株価は上昇することが多いです。

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TOB(株式公開買い付け)の株価への影響

TOBには、公開買い付けをする側と、される側の二つの企業が関係してきます。それぞれ企業にとって、株価への影響は異なりますので、ここでは別々に説明します。

TOB(株式公開買い付け)をする側への影響

TOB(株式公開買い付け)をする側は、そのTOBを実行することにより、本業等の業績に対してどれだけの寄与があるかが焦点となります。業務にシナジー効果が認められるのであれば株価に対してプラスかもしれませんが、ハッキリしない場合はマイナスとなることもあります。
特に、TOBの実施には多額の現金が必要になりますので、TOBによるシナジー効果が認められない場合には株価へ悪影響を与えます。

 

TOB(株式公開買い付け)をされる側への影響

TOB(株式公開買い付け)がじっしされる側への影響としては、現在の株価よりもTOB価格が高ければ、それに鞘寄せするように株価は上昇することが考えられます。(TOBに応募すればその会社に確実にその価格で売れるため)
また、後述しますが、敵対的TOBによりTOB合戦などが引き起こされることが想定される場合にはその価格以上に上がることもあります。

 

友好的TOBと敵対的TOB

友好的TOBとは、TOBされる側の企業が公開買い付けを了承している場合、敵対的TOBとはいわゆる敵対的な買収とも呼ばれ、TOBされる側の企業が了承していない場合を指します。友好的TOBが行われる場合、別の第三者が現れない場合、スムーズに行われることが多いですが、敵対的なTOBの場合には、TOB合戦などが引き起こされることもあります。

 

適時開示情報のメール配信でTOB情報を見逃さないようにする

TOBは上記で説明したように株価に大きな影響をあたえます。そんな情報を見逃すことがないようにするには大和IRモニタークラブに無料登録することで利用できるTD-COMサービスが便利です。あらかじめ登録した企業の、TOBに対する意見表明といった重要な情報をメールで配信してくれます。詳しくは「適時開示情報の無料メール配信サービス「TD-COM」」をご覧ください。

 

 

 

※相場に関する見解が含まれていますが、これらは管理人の個人的な見解や経験に基づく意見も含まれています。投資は自己責任でお願いします。本情報をもとに得られた全ての損失について当サイトおよびその管理人は一切関知いたしません。

 



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