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買い方金利 / 株式投資用語集

買い方金利(かいかたきんり)とは、信用取引において、空買いをしている投資家が証券会社(証券金融会社)から借りた資金に対する金利のことを指す。年率であらわされ、投資家が反対売買(または現引き)により決済するまで支払い続ける必要がある。逆に、空売りをしている投資家が支払うものを「貸し株料」と呼ぶ。

買い方金利は、1日単位で日割り計算となる。注意したいのは火曜日の時点で信用買いのポジションを持っている場合、翌日に決済しても受け渡しは月曜日となり、土日をはさむことになるので、火曜日だけ3日分の買い方金利がかかるようになる。(祝日等休場の日がある場合は異なる)

なお、この買い方金利については証券会社により金利水準は異なる。投資額が大きくなると意外と金利も馬鹿にならないので注意が必要である。例えば、200万円の現金でレバレッジ3倍の信用取引をした場合、600万円分の取引が可能であり、買い方金利3%で半年ポジションを持った場合の金利コストは9万円となり、元手の200万円に対する年率で計算すると9%も金利コストを負担していることになる。