初心者のための株式投資講座株式投資用語集索引 > か行>株価平均型株価指数

※本記事中にはプロモーションが含まれます

株価平均型株価指数 / 株式投資用語集

株価平均型株価指数(かぶかへいきんがたかぶかしすう)とは、株価指数の計算方法の中では最も単純に計算されるもので、対象となる株価の合計を対象企業の数で割ったもの。ダウ平均株価が採用していることから、ダウ式平均株価指数と呼ばれることもある。

問題点は値がさ株の影響が大きいことで、一部の値がさ株の値上がり(値下がり)が指数全体に大きな影響を与えることがある。例えば、A社100円、B社100円、C社1,000円の三つの企業のがあり、株価平均型株価指数は400円となる。
この場合、A社とB社がそれぞれ10%ずつ値下がりをして、C社が10%値上がりした場合、株価平均は(90+90+1100)÷3となり、株価平均は426円と上昇してしまう。
このように、株価平均型株価指数の場合は特に、値がさ株の影響が強くなり、相場全体は下げているのに、一部の値がさ株の値上がりにより株価指数は上昇しているのに、中身をみると値下がり銘柄の方がずっと多いということもありえる。