キャピタルゲイン(値上がり益) / 株式投資のメリット
株式投資のメリットといわれてすぐに思いつくのがこのキャピタルゲイン(値上がり益)かもしれません。株式投資により購入した株式の価格(株価)が購入時よりも上昇することにともなる利益のことをキャピタルゲインと呼びます。株式投資最大の醍醐味の一つといえるかもしれません。
キャピタルゲインのしくみ
キャピタルゲインは前述のとおり株式の値上がり益です。たとえば、株価400円でとある企業の株式を1,000株購入したとします。その後半年で株価が400円から600円にまで上昇したとします。この場合、現在の株価である600円から購入時の株価400円を差し引いた200円が1株あたりのキャピタルゲインとなります。
現在1,000株を保有していますので、1000株×200円=20万円がキャピタルゲインとなります。こうした利益を得ることが株式投資のメリットの一つキャピタルゲインなのです。
キャピタルゲインとキャピタルロス
キャピタルゲインとは株式の価格(株価)が変動することにより発生するものです。しかし、価格が上がるということは価格が下がるということでもあるのです。キャピタルゲインと反対に株価が下落したことによりこうむってしまう損失のことを「キャピタルロス(値下がり損)」と呼びます。
このキャピタルゲインとキャピタルロスは表裏一体であり、このキャピタルロスが株式投資のリスクでもあるわけです。