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インカムゲイン(配当・株主優待) / 株式投資のメリット

インカムゲインとは利子や配当による収入のことを指します。株式投資の場合は企業がその年の利益に応じて投資家に対して分配する配当金がインカムゲインとなります。また、広義では一部の企業が個人株主に対して提供している株主優待もインカムゲインのひとつと捉える事もできます。

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インカムゲインのしくみ

株主の権利と義務」のページでは、「配当を受ける権利」というものを説明しました。この配当を受ける権利により株主が受け取ることができる配当収入のことをインカムゲインと呼びます。株式投資の場合と意味合いは異なりますが、銀行に預金したときにもらえる利息もインカムゲインです。(なお、インカムゲインは和製英語ですので海外では通じません)

株式会社は毎年一年の利益を決算しそのでた利益に応じて会社のオーナーである株主に対して配当という形で利益を還元するようになっています。

 

個人投資家にうれしい株主優待

近年では多くの会社が個人株主を対象とした株主優待制度を設けています。一般的にはそれぞれの会社が自社サービスを無料または優待価格で株主に対して提供するものです(航空会社であれば無料航空券、鉄道会社であれば乗車券など、飲料・食品メーカーであれば自社製品など)。
このほかにも、お米券や商品券など具体的な金券をプレゼントしてくれる会社もあります。こうした株主優待制度は企業側から個人投資家にもっと株式を保有してもらいたいという意図と自社のサービス内容を知ってもらい顧客化したいという狙いがあります。
どちらにせよ、個人投資家にとっては現金収入ではありませんが、継続的にもらうことができるサービスですので広義にはインカムゲインとして株式投資の大きなメリットの一つといえます。

 

貸株サービスで第3のインカムゲイン

最近では一部のネット証券で投資家向けに「貸株サービス」というサービスを提供しています。
これは保有している株券を証券会社に一時的にレンタルすることでレンタル料を受け取れるというサービスです。詳しくは「貸株サービス」についての項目もご参照ください。

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