モメンタム / オシレーター系チャート分析
モメンタム(Momentum)とは相場の勢いや相場反転の目安水準を探るオシレーター系のチャート分析手法です。モメンタムを訳すると「勢い」となりますが、要するに価格の変化率を見るチャートです。基本的には10日前後の短期間での変化率を計算します。相場の流れなどを見る際に用いるチャート分析法です。
モメンタムの計算方法
モメンタム
=当日の価格-n日前の価格(nは期間)
上記の通り、モメンタムの計算は非常に単純です。また、nには10日前後の短期間を利用することが多いです。
モメンタムの分析方法
モメンタムは相場の勢いや反転の目安水準を見るために用いられるオシレーター分析の一つです。目面タムは0となる時点を分岐点として、モメンタムが0より大きいときを強気、0より小さいときを弱気として判断します。
一般にモメンタムは株価のトレンドに先行しているとされており、モメンタムがマイナス圏からプラス圏に上昇したら、「買いシグナル」。逆にプラス圏からマイナス圏に下がったら「売りシグナル」として判断します。