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チャート分析と「ダマシ」について

チャートには「ダマシ」と呼ばれるものがあります。これは、チャート分析上は「買い」や「売り」といったシグナルが点灯していたにも関わらず動かない、あるいは逆方向に動くといったようなことを指します。一般的には対象期間が短いほど、また出来高が小さいほど「ダマシ」となる可能性が高くなります。

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ゴールデンクロスしたのに株価が下がった!

基本的に、チャート分析というのは100%確実なものではありません。
あくまでも参考情報に過ぎません。表題のように、移動平均線分析でゴールデンクロスが出現(通常は買いシグナル)したにも関わらず株価が逆に下がったというケースも多々あります。
(参考:シグナルとは

このように、チャート分析におけるシグナルが現れたにも関わらず、その通りに動かないことを「ダマシ」と言います。

なぜ、このようなことが起こるかというと

  1. 有名すぎるチャート(ゴールデンクロスなど)は多くの人が参照しており、それを逆手に取る動きが出ることがある。
  2. 同様に、ゴールデンクロスやデッドクロスなどが発生しそうになるとフライングする投資家が出てきて動きがおかしくなるケースがある。

このほかにも、次節で説明しますがチャート分析・ローソク足分析の期間が短いほどチャートの形は動きやすくなるため、シグナルが点灯しやすくなり必然的にダマシも多くなります。

 

ダマシが起こりやすいチャートと起こりにくいチャート

たとえば同じゴールデンクロスであっても、日足を使ったものと分足を使ったものでは日足の方がダマシとなる可能性は少ないです。
たとえばローソク足分析で日足と分足とで当然分足で見る方が色々な形のローソク足が出てくるので買いシグナル、売りシグナルが点灯しやすいですが

また、多くの出来高・売買高を伴って登場したチャートと小さい出来高で生じたチャートとでも違ってきます。当然出来高が大きいほど信頼度が高くダマシは少なくなります。

とはいっても、チャート分析やローソク足分析などにおいて「ダマシ」が発生することを除外することはできません。投資をしていきながら経験を積んでいくしかないですね。

 

 



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