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信用残(信用取引残高) / トレンド系チャート分析
信用残(しんようざん)とは、正式には「信用取引残高」と言われその名前の通り信用取引の残高を示すチャートとなります。分類としてはトレンド系のチャートに属します。信用残は信用取引である以上は将来の反対売買の対象となり、買い残は後日の売り圧力に、売り残は後日の買い圧力となります。これらをチャートとしてみることで、具体的な投資家の判断などをぶんせきすることができます。
信用残(信用取引残高)の分析方法
信用残のチャートは信用取引における買い残(信用買いの残高)と売り残(信用売り(空売り)の残高)をそれぞれポイントして線にしたチャートとなります。
まず、信用取引に詳しくない方のため説明をします。信用取引では通常信用取引を行ってから6ヶ月以内に決済をしなければなりません。つまり、株を買っていれば6ヶ月以内に必ず決済しなくてはならず、逆に株を空売りしている場合は必ず決済をする必要があります。そして信用取引の決済は大きく「反対売買」「現引き」「現渡し」の三種類の方法があります。
反対売買とは、逆の注文をして決済することで、信用取引で株を買っている場合は株を売ることで決済、空売りをしている場合は株を買い戻すことで決済する方法です。現引きとは、信用買い(空買い)をしている投資家が証券会社にお金を払い信用買いしている株を買うこと、現渡しとは信用売り(空売り)をしている投資家が証券会社に株券を渡すことを指します。
(用語説明:「空売りとは」「空買いとは」「反対売買」「現引き」「現渡し」)
ここでのポイントは以下の点が挙げられます。
信用買い:将来6ヶ月以内に必ず株を売らなければならない→将来の売り圧力
信用売り:将来6ヶ月以内に必ず株を買い戻さなければならない→将来の買い圧力
さらに、信用残を見ることにより現在の投資家の行動がどのような行動を伴っているのかを知ることにもつながります。
信用残チャートの見方
1.株価が下落しているにも関わらず信用買い算が増加傾向・または変わらず
「売りシグナル」。信用買い残が残っていることから需給調整が済んでいないと判断できます。また、場合によっては投機的な売りなどによる信用買いをしている投資家の売り(決済)を誘うような動きを見せることもあります。
2.株価が下落し下げ止まった状態で信用売り残が増加傾向、買い算が減少傾向にある場合
「買いシグナル」ただし、他のチャートや分析も絡めた上での判断になります。売り残の増加は将来的な買い圧力になります。信用売り残が増加しているにも関わらず、買い算が整理されているような状態、需給的には買いと判断できます。また、売り残が極端に増加すると「逆日歩」が付き、信用売りをしている投資家は不利になり、「踏み上げ」などの現象が起こることがあります。
※上記はあくまでも一例です。その場の相場全体の状況や他のテクニカル的な要素、ファンダメンタル要素なども考えた上での相場判断をお勧めします。
2026年時点の確認ポイント
信用残(信用取引残高)の見方・分析 | チャート分析は、売買タイミングを考える補助情報です。2026年現在もチャート分析は使われますが、単独で将来の株価を保証するものではありません。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 相場環境 | 全体指数、業種、出来高、決算前後かを確認する |
| だまし | 一度のシグナルだけで判断せず、支持線・抵抗線や移動平均線と合わせる |
| 資金管理 | 外れた場合の損切り条件を先に決める |
このページの内容は、単独で売買を推奨するものではありません。実際に投資判断へ使う場合は、最新の制度・手数料・開示情報を確認し、必要に応じて公式情報や証券会社の説明に戻ってください。
チャート分析は便利ですが、短期売買に偏りすぎないよう、資金管理やリスク面も合わせて確認しておきましょう。
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