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営業マイナス・投資マイナス・財務プラス

営業活動がマイナス、投資活動がマイナス、財務活動がプラスとなっている会社の場合、現時点で本業による収支はマイナスとなっている状態を示しています。また、投資活動も行っておらず資産の売却・整理を進めているといえるでしょう。

投資がマイナスという点は比較的事業規模が大きいことを示すことが多く、こういった場合会社自体は比較的成熟しているが、本業の利益が小さいという場合が多いです。しかし、財務キャッシュフローがプラスですので、銀行などからは融資が続いていると考えることができます。

どちらかというと事業領域が斜陽に差し掛かっていると見ることができます。あたらな成長分野(投資先)を見つけることが出来ていない状況です。

キャッシュフローのパターンから分析する会社の状況

ここでは、キャッシュフロー計算書における「営業」「投資」「財務」におけるキャッシュフローの状態別に会社がどのような状態にあるのかを簡単に説明していきます。

営業プラス・投資マイナス・財務マイナス (優良企業に多いパターン)
営業プラス・投資マイナス・財務プラス (成熟した成長企業に多いパターン)
営業プラス・投資プラス・財務マイナス (ディフェンシブな成熟企業、高配当銘柄に多い)
営業マイナス・投資マイナス・財務プラス (本業が斜陽化、低迷化しているパターン)
営業マイナス・投資プラス・財務マイナス (スタートアップ、研究開発型企業、ベンチャー)
営業マイナス・投資プラス・財務プラス (リストラ再建中に見られるパターン)

 

キャッシュフロー計算書を読みこなせるためのお勧め良書

下記はキャッシュフロー計算書を読みこなす上で役に立つおすすめの本です。より深く勉強されたい方はぜひご一読ください。

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法

財務3表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書)についての勘所を分かりやすく紹介している本。簿記に関する知識がさほどなくても理解しやすいので、財務諸表の要点だけを知りたいという方に特にお勧めです。

 

2026年時点の確認ポイント

営業マイナス・投資マイナス・財務プラスのキャッシュフローは、企業を数字で見るための基礎です。財務指標は一つだけで結論を出すのではなく、同業比較、時系列、キャッシュフロー、事業内容と合わせて使います。

確認項目見るポイント
同業比較業種によって標準的な水準が異なる
時系列改善しているのか悪化しているのかを見る
例外要因一時利益、減損、会計方針、自己株式の影響を確認する

このページの内容は、単独で売買を推奨するものではありません。実際に投資判断へ使う場合は、最新の制度・手数料・開示情報を確認し、必要に応じて公式情報や証券会社の説明に戻ってください。

営業マイナス・投資マイナス・財務プラスのキャッシュフローのよくある確認事項

この指標だけで割安・安全と判断できますか?

できません。財務指標は同業比較、過去推移、キャッシュフロー、事業内容と組み合わせて使います。

初心者はどこから見ればよいですか?

まず売上、営業利益、自己資本比率、営業キャッシュフロー、PER・PBRなどの基本指標を並べて確認します。

実際に使う前の最終チェック

  • 同業他社と比較する
  • 過去3年程度の推移を見る
  • 一時要因を除いて考える
  • キャッシュフローと財務安全性も確認する