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気候と株価

気候の変化も株式市場に対して影響を与えることがあります。特に「暑い」「寒い」「長雨」などは一部の企業にとって、収益を大きく変動させる要因ともなります。そのため、大きな気候の変動などは株価に対してインパクトを与えることがあります。ここでは、気候と株価の関係についてわかりやすく説明していきます。

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気候により影響を受ける業種とその関係性

気候により業績に対して影響をうける企業はたくさんあります。ここでは、様々な気候の変化が特定の業種(セクター)についてどのような影響を受けるのかを説明していきます。

猛暑

猛暑は主に飲料メーカー(特にビール)に対して売上に影響を与えます。暑いとどうしてもビールを飲みたくなる人が増えますので、ビールメーカーなどの株価にプラスに作用します。また、暑さに伴い、エアコンなどの販売台数が伸び、それらを生産するメーカーや販売する家電量販店にもプラスの影響をもたらします。

冷夏

冷夏の場合は逆にビールなどの消費量が減ることがわかっており、ビールメーカーなどの株価にマイナスに作用します。また、家電メーカーや家電量販店なども同じくマイナスの影響を受けます。ただし、一部のレジャー施設などは外出が増え業績がアップする会社もあります。こうした会社の株は買われる傾向にあります。

暖冬

暖冬の場合、暖房家電などの販売量が減少することからメーカーや家電量販店にはマイナスの影響を与えます。対して、あまり寒くないことから外出する人は増えるので一部のレジャー産業にはプラスに働きます。ただし、冬のレジャーを売り物にする産業などは打撃を受けることになり、スキー場近くのホテルなどの収益は当然に悪化します。

長雨

長雨は主にレジャー系の業種に対してマイナスのインパクトを与えます。雨になるとどうしても観光や遊園地などの外出が減少しますので、そういった会社の収益を圧迫します。対して、屋内型のレジャー施設などの収益は上がる傾向にあります。

 

 



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