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IPO投資にオススメな証券会社比較

投資家から人気の高いIPO株(新規上場株)への投資。IPO株の人気は高いため多くの場合が抽選となります。そんなIPO株への当選確率や当選機会を高めるためのおすすめの証券会社の選び方や活用方法について紹介していきます。

 

なぜIPO投資が人気なのか?高い勝率と高いリターン

IPO投資が人気の理由は投資によるリターンがやはり高いことが大きな理由でしょう。
IPO(公募)への応募から上場までという短期間に100%(2倍)、200%(3倍)といったリターンが見込めるというの手離れの速さも魅力なのでしょうか。

実際に過去のIPOの成績、初値売りをみてみましょう。また、その年のIPOの最高リターンも載せておきます。IPOの場合、公募から初値形成までは数日ということを考えると数日で何倍にもなる可能性がある投資というのも高い人気を支えています。

2018年の勝率:88.9% 最高リターン:9.89倍
2017年の勝率:89.4% 最高リターン:5.18倍
2016年の勝率:80.7% 最高リターン:4.73倍
2015年の勝率:86.6% 最高リターン:5.29倍
2014年の勝率:78.3% 最高リターン:5.63倍
2013年の勝率:93.3% 最高リターン:5.56倍
2012年の勝率:78.0% 最高リターン:3.13倍
2011年の勝率:52.8% 最高リターン:2.89倍
2010年の勝率:45.5% 最高リターン:2.31倍
2009年の勝率:68.4% 最高リターン:2.2倍
2008年の勝率:38.5% 最高リターン:2.61倍
2007年の勝率:73.6% 最高リターン:4倍

直近は極めて好成績ですが、悪い時期もありますね。IPOはかなり地合いに影響されやすいようです。ちなみに2008年は不動産市況が大いに荒れて市況が悪化しました。その後2012年くらいからはIPOマーケットが大いに好転しており、2012年らはアベノミクスによる株高もあってIPOの人気も高まっています。

IPO投資に水を差すつもりはありませんが、IPOは確実にもうかるという商品ではなくやはり株式投資であり一定のリスクがあること。また、地合いに大きく左右されるということも理解し、冷静な投資をするようにしてください。

そうはいっても2016年現在もIPOの市場は好調であり2016年7月にはLINEの上場が決まるなど注目度も高まっています。

 

IPO投資で証券会社を選ぶポイント

IPOで証券会社をチョイスするポイントは下記のとおりです。

  1. IPO関与率の高さや主幹事としての引き受け数
  2. 個人投資家にIPOをどれだけ開放しているか
  3. IPOへの応募のしやすさ

 

IPO関与率、主幹事の引き受け数

IPOは基本的に主幹事証券、幹事証券が中心に扱います。幹事になれない証券会社だと同アがちてもIPO株を手に入れることはできません。IPOをゲットするなら関与率が高い、主幹事をよく引き受ける証券会社に口座を持ちましょう。

  1. SBI証券(82件)
  2. SMBC日興証券(70件)
  3. みずほ証券(68件)
  4. マネックス証券(49件)

上は2016年3月期におけるIPO件数です。証券会社としては野村が最強と思っていましたが、IPOで見るとネット証券も強いです。

 

個人投資家にIPOをどれだけ開放しているか

IPO株の配分というものは基本的にそれぞれの証券会社の自由です。一般的にはブックビルディングに参加した投資家に抽選で配分という印象ですが、実際には違うケースも多いです。
たとえば、野村證券のような大手はIPO株は営業店ベースで営業マン(やその上司)の裁量で配分されることがよくあります。実際に私も某証券から飛び込み営業の方から今なら○○のIPOを配分できますという形で営業されて口座を作ったことがあります。

一方でネット証券の場合は厳格な抽選で運用されていることが多いです。あなたが特別なお金持ちなら別ですが、そうでないならネット証券のほうがIPOゲットの可能性は高いはずです。

 

IPOへの応募のしやすさ

こちらも大切ですね。IPOの申し込みにおけるネックとしては「抽選方法」「資金拘束」があります。たとえば、抽選方式も資金力がある人が有利な場合もあれば、逆に全く関係ないケースもあります。資金力に自身がある方は前者ない方は後者がお勧めということになります。

また、資金拘束も結構重要です。証券会社によっては申し込み時に資金が拘束されて動かせなくなる場合があります。一方で抽選まで資金拘束がないところもあります。資金量が少ないような場合はそのあたりも見る必要があります。

 

とにかく口座をたくさん作って応募しまくる

基本的に抽選となるIPOは資金移動なども考える必要もありますが、原則的にはたくさん応募するということの繰り返しです。1つの証券会社に絞るのではなく複数の証券会社を活用しましょう。家族にも協力してもらうという方法もあります。

 

IPOにおすすめの証券会社のランキングと特徴

以下の様な具合です。大手の証券会社も含めてかなりの差があることが分かると思います。件数上位を抑えておくのはまずはIPO投資のためには必須と言えるでしょう。

証券会社名 IPO申込・抽選の特徴

SBI証券

証券会社の中でもIPO関与率No1の証券会社。
70%分が申込株数ベースの完全抽選。残り30%がIPOチャレンジポイントによる抽選となっています。

抽選方式は「株数ベース」なので資金量が豊富な方が有利になります。その一方でIPOチャレンジポイントはIPOに落選すればするほどポイントがたまり、どんどんIPOに当選しやすくなります。コツコツIPOチャレンジポイントをためていけばいつか必ずという仕組みになっています。

資金拘束もなしです。ただし抽選日には資金が口座にないと抽選対象外となります。IPO投資をするなら確実に抑えておきたい証券会社です。

>>SBI証券詳細情報

SMBC日興証券 

店頭90%、ネット10%以上。ネット分は完全抽選に加えて、5%分の優遇ちゅう線があります。

全体の10%がネット口座へ配分というのは少ないように感じますが、主幹事を務めることが多い大手証券なので配分数はかなり多いと考えられます。ネット証券よりも相対的にネットでのIPO利用者数が少ないのもプラス評価。

>>SMBC日興証券詳細情報

マネックス証券 

100%完全抽選です。

やや、資金拘束が厳しくBB時に全額が拘束されます。同一のタイミグでIPOが重なると資金が少ない方には厳しいかもしれません。一方で口座単位の抽選になるので抽選は公平になります。

>>マネックス証券詳細情報

auカブコム証券

100%完全抽選。マネックス証券よりはIPO件数は少なめ。
ただし、三菱UFJ証券などのIPOを委託幹事としてブックビルディング受付をすることも多いので、IPO投資家なら抑えておきたいです。

>>auカブコム証券詳細情報

岡三オンライン証券

取引実績に基づく3ステージ制での抽選
IPO件数はそれほど多くはないものの、最大の特徴は資金拘束や抽選時の資金の必要がないということ。とりあえず申し込みをしておいて当選したときだけ入金すればいいという手軽さが魅力です。

SBIネオトレード証券 2017年1月よりIPOに参入しました。
資金拘束なし&完全抽選なので、IPO投資をしたいなら抑えておくことをお勧めします。
松井証券 同社配分の70%完全抽選となっています。
楽天証券 100%完全抽選(ただし資金拘束)

IPOは当たらない…という方も多いですが、それは単純に応募回数が少なかったり、証券会社1社しか利用していないといったケースです。とにかく、IPO当選確率をアップするにはたくさんの証券会社を利用して、しっかりと申し込みをするということです。

せめて、ここで紹介している証券会社くらいはすべてカバーしてIPOに申し込みをしましょう。

 

さらにIPOの当選確率を高めるためのテクニック

以下の方法も併用して活用すればさらに当選確率がアップ!

・家族口座で複数の申し込みをする
ネット証券のIPOは抽選形式となっているため、一人の口座で申し込みをするよりも家族にも口座を作ってもらって申し込みをすることで口数が増えて当選確率がアップします。
ちなみに、他人名義の口座を借りるのは「借名口座」といって違法です。家族に「協力」してもらってIPOの申し込みをするようにしましょう。

 

 

 


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