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上影陽線・上影陰線の見方

上影陽線・上影陰線は、期間中に高値まで買われた後、終値にかけて押し戻されたローソク足です。上値で売りが出た事実は読み取れますが、出現した場所によって警戒度は変わります。

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上影陽線・上影陰線の形

上ヒゲが長い上影陽線と上影陰線

上ヒゲは、その期間の高値と実体上端の差です。陽線なら終値、陰線なら始値から高値までが上ヒゲになります。ヒゲが長いほど高値から押し戻された幅は大きいものの、株価水準が異なるため、長さは金額だけでなく当日の値幅や直近の足と比べます。

出現場所考えられる状態確認ポイント
上昇後の高値圏高値で利益確定売りや戻り売りが増えた抵抗帯、出来高、翌日の安値割れ
上昇トレンド途中一時的に押し戻されたが、上昇が続く可能性もある次の足で上ヒゲ高値を更新できるか
下落後の安値圏買い戻しが入ったものの、売りに押された支持帯を維持できるか、安値更新を止めるか

長い上ヒゲを確認する手順

  1. 週足・日足で、過去の高値や抵抗帯に接近しているかを見る
  2. 窓を開けて始まったのか、安値から買い上がったのかを分ける
  3. 直近平均より出来高が増えたかを確認する
  4. 次の足が上ヒゲの高値を超えるか、当日の安値を割るかを見る
  5. 決算や業績修正など、押し戻された理由を確認する

上影陽線と上影陰線の違い

上影陽線は押し戻されても終値が始値を上回り、期間全体では上昇しています。上影陰線は終値が始値を下回り、売りの押し戻しがより明確です。ただし、陽線・陰線だけで強弱を決めず、実体の大きさ、終値の位置、出来高、前日終値からの窓を合わせて見ます。

売りシグナルと決めつけない

強い上昇相場では、上ヒゲを付けた後に高値を更新することがあります。反対に、薄商いの中で一件の大口売買により長いヒゲが生じることもあります。高値圏での上影は警戒材料ですが、終値で支持帯を割るなど、次の確認が必要です。

上ヒゲが示すのは「上値で押し戻された事実」

将来の下落が確定したわけではありません。高値圏、抵抗帯、出来高増加、翌日の弱い終値が重なるほど警戒材料が増えます。

よくある質問

長い上ヒゲが出たら売るべきですか?

単独では売り判断になりません。高値圏や抵抗帯で出たか、出来高を伴ったか、次の足が安値を割ったかを確認します。

上影陽線と上影陰線はどちらが弱いですか?

一般には終値が始値を下回る上影陰線の方が売りの押し戻しは明確ですが、出現位置、実体、出来高、窓によって意味が変わります。

上ヒゲの長さに基準はありますか?

一律の基準はありません。実体や当日の値幅、直近のローソク足、その銘柄の通常の変動幅と比較します。

内容確認日: 2026年7月22日。チャートは過去の値動きを整理する道具であり、将来の値動きや利益を保証するものではありません。

ローソク足の高値・終値・ヒゲの基本は、金融経済教育の解説でも確認できます。

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