一日定額手数料で証券会社の手数料比較
一日定額手数料とは、証券会社における一日の取引金額の合計額に応じて手数料がかかるというものです。約定(取引)回数とは無関係に、合計の約定金額がいくらであるかで手数料の金額が変わってきます。
一日定額手数料のしくみ
一日定額手数料は、一日の取引回数(約定回数)とは無関係に、一日に取引を行った合計金額に対してかかる手数料のことです。日本では松井証券が初めて導入した手数料方式で、以後はほとんどの証券会社で提供されるようになっています。
一日定額手数料は一日の合計取引金額に対して手数料がかかります。例えば、200万円、10万円、40万円、400万円、100万円という取引を一日で行った場合、この合計額である750万円が合計の取引金額となり、各証券会社が定めている「750万円」に対して設定されている一日定額手数料がかかります。
一日定額手数料が向いている投資家
一日定額手数料がお得な場合というのは、具体的には、一回の取引金額がさほど大きくなく、取引をする日は3回以上の複数回に分けて取引をする人が適しています。
一回あたりの取引金額が大きすぎる場合(一般的に500万円を越えるような場合)は一日定額手数料のメリットはあまり使えませんので、「約定ごと手数料」または「定期定額手数料」の方がお得になります。しかし、取引金額が100万円程度の場合で、取引をする日は平均的に一日に3回以上の取引を行う場合、一日定額手数料が向いています。
一日定額手数料 証券会社ランキング
一日手定額制の手数料体系が利用できる証券会社の中でも特にコストを抑えることができる証券会社をランキングしました。
1位:SBIネオトレード証券
「約定ごと手数料」に続いて、一日定額の手数料でも他社を圧倒する手数料水準となっています。すべての価格帯において手数料が安いという理想的な証券会社です。手数料で選ぶならSBIネオトレード証券がおすすめといそうです。
>>SBIネオトレード証券公式ホームページ
2位:GMOクリック証券
SBIネオトレード証券には劣るものの手数料水準は安いです。「約定ごと」手数料」と比較しても惜しいところですね。
>>GMOクリック証券公式ホームページ
3位:丸三証券
比較的低価格帯での手数料に強みがあります。ただし、1日の取引金額が300万円を超える水準から手数料が割高となります。意外なところでランクインしてきたな。という印象です。同社は「日経テレコン無料」などの情報面も強みがあります。
>>丸三証券公式ホームページ
各証券会社の一日定額手数料をランキングします。
100万円以下 |
200万円以下 |
400万円以下 |
600万円以下 |
|
600円
|
1,000円
|
1,800円 |
2,600円 |
|
800円 |
1600円 |
3200円 |
4800円 |
|
797円 |
1167円 |
1807円 |
2345円 |
|
762円 |
1162円 |
1962円 |
2762円 |
|
858円 |
2,000円 |
4,000円 |
6,000円 |
|
1,000円
|
2,000円
|
4,000円 |
6,000円 |
|
2,500円 |
2,500円 |
5,000円 |
5,000円 |
|
3000円 |
3000円 |
6000円 |
9000円 |
※手数料はすべて税別となっております。
※GMOクリック証券の手数料は300万円以降、100万円ごとに269円(税抜)を加算する形となります。