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信用取引にオススメな証券会社比較
信用取引にオススメな証券会社比較では、信用取引を行う上で特にオススメできる証券会社を比較・ランキングしていきます。信用取引における制度信用取引については、証券会社間でほとんど違いはありませんが、一般信用取引についてはかなりサービスに違いがあるので、信用取引をメインに考えている方はしっかりと比較検討しましょう。
なお、信用取引の仕組みなどについては「信用取引ガイド」で詳しく説明しているのでそちらも参考にして下さい。ここでは信用取引で証券会社を比較するポイントに絞って解説しています。
信用取引のコストで証券会社を比較
信用取引において証券会社をコスト面で比較する場合、比較のポイントは大きく「手数料」「買い方金利・貸し株料」の2つが挙げられます。
手数料 | 証券会社では信用取引の手数料は現物株の手数料とは異なる手数料体系を採用しています。多くの場合、現物株の手数料よりも安いですが、以下で説明する買い方金利や貸し株料などの別コストもかかるようになっているので、複合的にとらえる必要があります。 |
買い方金利 貸し株料 |
買い方金利 貸し株料 |
信用取引の場合はこの二つのコストが両方かかってきます。
トレードが短期の場合→手数料を重視
トレードが長期の場合→金利を重視
という形になると思います。ただ、信用取引の金利は額が大きくなりやすいため、金利負担も大きく長期投資にはあまり向くものではないと知っておきましょう。
1位:SBIネオトレード証券 信用取引手数料:86円(一律・税込)300万円超なら無料 コスト面では優位性が非常に高いネット証券です。手数料の安さはもちろんですが、金利が安いのは見逃せません。取引金額が大きくなりやすい信用取引では金利の影響が大きいからです。 口座開設から2か月はすべての手数料無料 |
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2位:SMBC日興証券 信用取引手数料:無料 手数料に限れば信用取引国内最安(というか無料)です。 一方の買い方金利はほかの大手ネット証券と比較すると安いのですが、1位紹介のSBIネオトレード証券の方が魅力的です。総合的にはコストとしてSBIネオトレード証券の方が安くなるであろうと考えられるので2位としています。 2019年には一般信用取引での売り建て(空売り)も可能となり、株主優待投資をしている人にも役立つ証券会社となっています。 |
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3位:SBI証券 信用取引手数料:154円〜388円(税込) 国内ネット証券最大手のSBI証券です。手数料、金利面と上位2社にはやや見劣りするスペックとなっています。 |
手数料水準は2016年10月4日調査時点の結果となります。
ソフトやサービス面で証券会社の信用取引を比較
続いて、サービス面での証券会社比較です。大きなポイントとなるのは、一般信用取引での空売りができるかどうか?」というのが大きな比較のポイントとなります。
細かいところは「制度信用取引と一般信用取引の違い」などが参考になると思いますが、制度信用では空売りができない銘柄が空売り可能だったりするので投資の幅が広がるほか、逆日歩というものが発生しないので、「つなぎ売りの戦略」で紹介したような優待のタダとりなどに役立つという面があります。
1位:auカブコム証券 一般信用における空売りでは最もパワフルな会社です。2000銘柄以上の空売りが可能です。短期空売りの貸し株料が高めなので、そこの部分は少し注意が必要です。 一般信用空売り貸し株料 |
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2位:SBI証券 2015年1月から空売りが可能になりました。空売り可能銘柄数は1300銘柄ほど。株主優待がある銘柄だけをピックアップすることも可能です。 一般信用空売り貸し株料 |
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3位:松井証券 およそ450銘柄の空売りが可能です。 一般信用空売り貸し株料 |
※一般信用で売り建てができる銘柄については、各証券会社の貸株の超過状況によって変動します。調達が不足した場合はいわゆる「売り禁」状態となるケースがあります。特に人気の株主優待銘柄などは権利日前に調達できなくなってしまうケースもあるようです。
一般信用取引とは?
信用取引には「制度信用取引」と「一般信用取引」があります。制度信用取引については取引ルールが証券取引所により定められているので基本的には同じですが、一般信用取引は証券会社ごとにサービス内容が異なりますのでそれぞれの違いを比較する必要があります。(ちなみに、制度信用と一般信用の違いについては「制度信用と一般信用の違い」で解説しています)