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株価の決まり方

株式投資において疑問として多いものに、株価(株の値段)はどのようにして決まるのか、ということが挙げられます。ここでは、株価とはどのようにして決定するのかを現在日本の株取引で行われている板寄せとザラ場寄せという二つの方法をそれぞれ解説していきます。

株価の決まり方の基礎

株式投資における株価とは「需要」と「供給」により価格が決定されるというのが基本です。需要とは欲しいと思っている数量、供給とは売りたいと思っている数量です。基本的に株価はこの需要と供給のバランスが取れた点で取引が行われることになります。

このバランスをとるために行われるのが、「板寄せ」と「ザラ場寄せ」と呼ばれる二つの方法です。「板寄せ」とはその日の取引開始価格を決める際に行われ、「ザラ場寄せ」とは、板寄せにより決定された価格を基準に、板(気配)により価格が決定していくというものです。

ちなみに、「ザラ場」というのは株が売買される時間帯のことで、その中でも寄り付きと、引けをのぞいた時間帯のことを指します。

 

板寄せ

板寄せとは、場(相場)が始まる際に最初の値段(始値)などを決める際に行われる株価決定法です。板寄せによる株価決定が行われるのは以下の場合となります。

  1. 前場と後場のそれぞれの始値と終値を決定する売買
  2. 売買停止があった場合で取引を再開した際に最初の株価を決定する売買
  3. 特別気配を示しているときの株価を決定する売買

板寄せにより株価が決まるのは以下の条件を満たす価格で株価が決定します。

  1. 成行の買い注文と売り注文の全てが約定する
  2. 約定価格より高い買い注文と売り注文が全て約定する
  3. 約定価格において、売り注文または買い注文のいずれか一方すべてについて約定し、他方は単元株以上が約定する

 

ザラ場寄せ

たとえば、現在100円の株価がついている株式があるとします。

売り数量
価格
買い数量
2190000
103円
-
10000
102円
-
2000
101円
-
-
100円
12000
-
99円
8000
-
98円
2000000

すでに101円には2000株の売り注文があります。ここで、誰かが101円に対して1000株の買い注文を入れた場合、101円にある2000株の売り注文の内1000株が約定(注文成立)します。この場合の取引価格は101円ですので株価は101円となります。
さらに、別の投資家が2000株を成行注文で買い注文を行った場合、101円の残り1000株では足りませんので、102円にある10000株のうち1000株を102円で購入することになります。こうなった場合株価は102円へと上昇します。

このようにして、板(気配値)を元に売買の都度株価が形成される株価の決まり方を「ザラ場寄せ」と呼びます。もちろん、売りの場合も同じ理屈となります。

なお、ザラ場寄せについては「板情報(気配値)の見方)」でも詳しく読み方を解説しています。ちなみに、こうしたザラ場寄せという方法については「オークション方式」と呼ばれることもあります。

 

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